firecrawl-scrape
URL が分かっているページを Firecrawl の CLI で取らせる。Markdown のほか、型を決めた JSON の抜き出し、URL の束の一括取得、既製のデータの道具の実行まで。PDF は 1 ページごとに課金される
npx skills add firecrawl/cli/firecrawl-scrape入れる前にこのスキルがすること・注意点・SKILL.md の原文を確かめてください。解析は安全性の判定ではありません。
- インストール
- 83,888
- 実用度
- 43
- GitHub star
- 678
- 最終更新
- 2026/11/7
頼み方の例
そのままコピーして使えますfirecrawl-scrapeスキルを使って、https://example.com/pricing の本文だけを .firecrawl/ に保存し、料金の段ごとの名前と値段を表にまとめてください。--query と batch-scrape は使わないでください。
対象のファイルや状況は、ご自身の作業に合わせて置き換えてください。
このスキルがすること
SKILL.md の記述から機械的に抽出- シェルコマンドを実行する記述があります
これは安全性の判定ではありません。 SKILL.md にそう書かれているという事実だけを並べています。実際に問題があるかは使い方と文脈で決まるため、当サイトでは断定しません。導入前に SKILL.md の原文を確認してください。
SKILL.md の規模
コードブロックの言語: bash
この解説は再確認中です。 2026年11月7日に原本(SKILL.md)が更新されており、以下の解説が現在の内容と合っていない可能性があります。最新の内容は GitHub の SKILL.md を確認してください。
いつ使うか
読みたいページの URL がもう分かっているときに効きます。Firecrawl の CLI でページを取り、Markdown にしてファイルに保存させます。
JavaScript で描かれるページ(SPA)もそのまま取れる、と書かれています。URL がまだ無いなら先に firecrawl-search で探す、という分担です。
- SKILL.md(2026-10-23 時点)
- 9,049 バイト
- 同梱ファイル(大きな結果の取り出し方)
- 1 件
- PDF の 1 ページ
- 1 クレジット
--queryを付けたとき- +5 クレジット
やりたいことごとの命令
- 本文を Markdown で保存
firecrawl scrape "<url>" -o .firecrawl/page.md - ナビやフッターを外す
--only-main-content - 描画を待ってから取る
--wait-for 3000 - 本文とリンクを一緒に
--format markdown,links(形式が 2 つ以上なら JSON で出る) - ページに 1 つだけ質問
--query "…"(5 クレジット増える)
保存先の名前は .firecrawl/{site}-{path}.md の形にそろえる、と決めています。URL は必ず引用符で囲め、ともあります。シェルが ? と & を特別な文字として読むからです。
型を決めて JSON で抜く
料金の段のように、項目の決まったデータが欲しいときは --format json に JSON Schema を渡します。--schema に直接書くか、大きければ --schema-file でファイルから読ませます。
結果は出力の .json の下に入ります。--schema が効くのは --format に json が入っているときだけで、--format markdown,json のように並べられます。
URL の束は 2 通り
数ページの Markdown なら、scrape に URL を並べるだけで同時に取れます。ただしこの形は Markdown だけを保存し、-o は無視されます。ほかの形式を頼んでも落ちます。
Markdown 以外の形式、JSON の抜き出し、Webhook、後で様子を見る仕事が要るなら firecrawl batch-scrape です。--urls-file で 1 行 1 URL のファイルを読み、--wait で終わるまで待たせます。
結果は .data[] に URL ごとに 1 件ずつ並び、metadata.sourceURL で元の URL が分かります。--ignore-invalid-urls で壊れた URL を飛ばし、--cancel で仕事を止められます。
既製のデータの道具を実行する
求人や物件のような表のデータは、Firecrawl の既製の道具(Alexandria)で取れることがあります。流れは「探す → 仕様を読む → 実行する」の 3 段です。
- 探す
firecrawl search '<質問>'。道具だけならfirecrawl search alexandria - 仕様を読む
firecrawl list <提供元> <機能> --pretty - 実行する
firecrawl scrape <提供元>/<機能> --options '<JSON>'
仕様の読み方が細かく書かれています。required: true は必須、requiresOneOf の組は「どれか 1 つ」で全部ではない、という具合です。
レコードが入る欄の名前は response.key で決まり、どの提供元も records とは限りません。次の頁へ進む方法も提供元ごとに違い、paginated: true だけでは分からないとしています。
search と list は道具を実行しません。URL の取得が道具を勝手に呼ぶこともありません。
使わないほうがいいとき
URL がまだ分かっていないとき
探すところからなら firecrawl-search です。CLI の全体の段取りは firecrawl にまとまっています。
クリックや入力が要るページ
ボタンを押す、フォームを埋める、頁を送るといった操作が要るなら、本文は interact(firecrawl-interact)へ上げよ、としています。取得で中身が欠けたときも同じです。
ふだんのブラウザを操作させたいなら、agent-browser の側です。
サイトを丸ごと手元に落としたいとき
サイト全体の保存は、別のスキル(firecrawl-download)に回しています。
自分のアプリに取得を組み込みたいとき
ここでの実行ではなくアプリへの組み込みなら、firecrawl/skills の firecrawl-build-scrape へ、と書かれています。準備は firecrawl-build-onboarding です。
注意点
解析で読み取れること
SKILL.md はシェルで firecrawl の CLI を走らせ、結果を .firecrawl/ に書き出す前提です。allowed-tools は Bash(firecrawl *) と Bash(npx firecrawl-cli *) の 2 つです。
allowed-tools は、呼ばれた回に確認なしで使える道具の宣言で、ほかの道具を使えなくする設定ではありません。
URL は Firecrawl のサーバーを経由する
大きな結果を後から取り出すために、結果は Firecrawl の側に一定の間残る作りです。同梱の手引きは、普通の取得の残り方は Firecrawl の保存の規則に従う、としています。
PDF は先に上限を決める
PDF は解析した 1 ページごとに 1 クレジットです。--max-pages(1〜10000)で上限を付けよ、特に大きさの分からない文書では、としています。
上限は PDF 1 本ごとで、命令全体やクレジットの合計の上限ではありません。CLI は実行の前にページ数も費用も見積もらない、と明記されています。
実行後は JSON の metadata.numPages(解析した数)と metadata.totalPages(文書の総数)を比べます。解析した数が少なければ、結果は一部だけです。metadata.creditsUsed が返れば使った量も分かります。
--query より、保存して自分で読む
本文は --query より、ふつうに取ってファイルに保存し、grep や head で読むほうを勧めています。--query は 5 クレジット増えるうえ、ページ全体を見て判断できないからです。
大きな結果で詰まったら、やり直す前に ID を控える
手元の文脈の上限で出力が切れても、向こうの要求は成功していることがある、としています。その場合は要求か取得の ID を控え、残っている結果を取り出してから考えます。
取り出しは firecrawl scrape firecrawl/bash で、Firecrawl の側の仮想の Bash に jq や sed を流す形です。同梱の手引きによると、作業の場は 5 分使わないと消えます。道具の実行の履歴から読み込めるのは、直近 1 時間の成功した結果だけです。
仮想の Bash は手元のシェルではなく、ネットワークやパッケージの導入は当てにするなとあります。入れないときに別のアカウントで試すな、とも書かれています。
パイプで JSON を読むときは標準エラーを混ぜない
JSON の標準出力に 2>&1 で標準エラーを混ぜるな、と書かれています。JSON の読み取りが壊れるからです。
終わりの条件
本文は「誤りを確かめ、区切って読み、依頼に答えた」ところを終わりとしています。出典のリンクを残し、一部しか取れなかったならそう伝えよ、ともあります。
インストール数の推移
日次で記録9月18日 〜 11月7日(49日分)
インストール数と 1 日あたりの増加は Skillselion が に集計した値です。上流の更新は数日おきなので、前日比ではありません。GitHub star と最終更新は に GitHub から取得しました。
併用すると強いスキル
firecrawl
実際の Web を読ませる。allowed-tools で確認なしに走らせるコマンドを 2 つ宣言している 1 件
firecrawl-search
Firecrawl の CLI で Web を検索させる。検索結果の該当部分の抜き出しや、ページ本文の取得までまとめて。求人や物件のような構造化されたデータは、既製の取得の道具(Alexandria)を先に探す。検索のたびに使い心地の評価を送る作り
just-scrape
ScrapeGraph AI の CLI で、Web の検索・取得・AI による JSON の抜き出し・サイトの巡回・変更の見張りをさせる。結果はファイルに書いて少しずつ読み、取ってきた文章は指示として扱わない
よくある質問
API キーが無くても使えますか
同じリポジトリの firecrawl スキルに同梱された導入の手引きによると、鍵なしの無料の段でも scrape は使えます(速さの制限あり)。ただしログインか API キーのほうが結果がよい、とされています。firecrawl --status で認証の状態と残りのクレジットを確かめられます。
同時にいくつ取れますか
URL を並べた scrape は同時に取りますが、同時に走らせられる数はアカウントごとに決まっています。上限は firecrawl --status で見られる、と書かれています。
取得した JSON の一部だけ読むには
--json -o でファイルに保存し、jq などで区切って読め、とされています。大きな結果を丸ごと文脈に読み込まないための決まりです。
どのエージェントで使えますか
公開元の README の対応表に Claude Code と Codex が載っています(2026-10-23 確認)。