wizard
人にしかできない手作業の手順を、対話式の bash の台本にさせる。開く URL・押す場所・写す値を 1 段ずつ示し、受け取った値を .env と GitHub の secret に書き込む。台本を書くだけで、走らせるのは利用者
npx skills add mattpocock/skills/wizard入れる前にこのスキルがすること・注意点・SKILL.md の原文を確かめてください。解析は安全性の判定ではありません。
- インストール
- 585,142
- 実用度
- 52
- GitHub star
- 316,491
- 最終更新
- 2026/11/5
頼み方の例
そのままコピーして使えますwizardスキルを使って、このリポジトリを新しい開発者の手元で動かすまでの手作業を台本にしてください。まず .env.example と .github/workflows を読んで、段の一覧と各段で受け取る値(書き込み先と、秘密かどうか)を見せてください。台本を書くのは、私が一覧を確認してからにしてください。
対象のファイルや状況は、ご自身の作業に合わせて置き換えてください。
このスキルがすること
SKILL.md の記述から機械的に抽出- シェルコマンドを実行する記述があります
- 認証情報の置き場所に触れる記述があります
- 実行可能なスクリプトが 1 件同梱されています(シェル)
これは安全性の判定ではありません。 SKILL.md にそう書かれているという事実だけを並べています。実際に問題があるかは使い方と文脈で決まるため、当サイトでは断定しません。導入前に SKILL.md の原文を確認してください。
SKILL.md の規模
いつ使うか
エージェントには代われない手作業が、作業の途中に挟まるときに使います。外部サービスの管理画面で鍵を発行する、CI の secret を登録する、一度きりの移行や切り替えを踏む、といった場面です。
説明文が挙げている呼びどころは 4 つです。
- 基盤を用意するクラウドや外部サービスの準備
- 資格情報と CI の secret鍵を発行して
.envと GitHub に置く - 慣れない管理画面を辿るどこを押して何を写すかを 1 段ずつ
- 一度きりの移行・切り替え今の状態から目標の状態へ、戻せない操作を挟みながら
チャットに手順を並べる代わりに、台本を渡す
このスキルが作るのは、手順を読み上げる文章ではなく bash の台本です。台本は URL を開き、押す場所と写す値を伝え、値を受け取って書き込み先に置き、段ごとに確認し、残りの段数を見せます。
公開元の説明ページ(同じリポジトリの docs/engineering/wizard.md)は、エージェントは台本を書くだけで走らせない、と書いています。走らせるのは利用者で、自分の手元で、クリックと貼り付けと Enter だけを受け持ちます。
台本の土台は同梱されている
同梱の template.sh(9,498 バイト、2026-10-22 時点)が、操作感の部分をすでに持っています。段ごとの進み具合、確認の関門、WSL を含む各環境での URL の開き方、秘密の値を隠して入力させる仕組み、.env への上書き、gh secret と gh variable の設定、最後のまとめです。
エージェントの仕事は「手順の範囲を決め、段を書くこと」だけだと本文は言い切っています。STAGES の印より上の部品はどの台本でも同じで、手で直してはいけない決まりです。
4 段の進め方
- 範囲を決めるリポジトリを先に読み、段の一覧と各段で受け取る値を利用者に見せて確かめる
- 段ごとの道筋を書くどの URL を開き、何を押し、どこに値が出て、どの変数に入るか
- 台本を書く
template.shを写し、段を依存の順に足し、TOTAL_STAGESを合わせる - 確かめて渡す
bash -nとshellcheck、実行属性を付け、静的に辿り、走らせ方を伝える
範囲は、リポジトリを読んでから決める
1 段目は「いきなり聞くな、先にリポジトリを読め」です。準備の作業なら .env・.env.example・.env.*・README・docker-compose*・フレームワークの設定・.github/workflows/* を読みます。
ワークフローに出てくる secrets.* と vars.* は、すべて台本が作るべき値として数えます。移行の作業なら、今の状態・目標の状態・その間にある戻せない操作を洗い出します。
受け取る値ごとに、3 つを決め切ってから次に進みます。どこで手に入るか、どこへ書くか(.env・GitHub の secret・両方・どこにも書かない)、秘密か公開かです。
分からない画面は作らない
2 段目には、管理画面の今の作りや正確なコマンドを知らないなら、そう言って利用者に聞くか公式の説明を確かめよ、とあります。存在しないかもしれない手順をでっち上げない、という決まりです。
使わないほうがいいとき
エージェント自身でできる作業
説明文は、エージェントが自分でできる手順には使うな、と明記しています。コマンド 1 本で済む設定や、ファイルを書き換えるだけの作業なら、エージェントにそのままやらせるほうが早く済みます。
人の手が要らない自動化を作りたいとき
台本は、人が画面を開いて値を写す手順のための道具です。人が介在しない仕組み、たとえばコミットのたびに整形や試験を走らせる設定なら、setup-pre-commit のほうが目的に合います。
台本そのものも既定で使い捨てです。一度の実行のために作業用の場所か scripts/ に置き、終われば消します。コミットするのは、繰り返し使える準備の道筋としてリポジトリに残したい場合だけです。
画面の手順を誰も知らないとき
慣れない管理画面ほど効くスキルですが、今の画面の作りを確かめる手段が無いと、段の中身が書けません。本文は推測で埋めずに聞くよう指示しているので、利用者側が画面を開いて答える場面が出てきます。
注意点
SKILL.md は、台本のファイルを書くこと、bash -n・shellcheck・chmod +x を実行することを指示しています。生成される台本は、実行すると .env を書き換え、gh を通じて GitHub の secret と variable を設定します。
- 同梱ファイル(台本の雛形と Codex 向けの設定)
- 2 件
template.sh- 9,498 バイト
- SKILL.md
- 4,123 バイト
数字は 2026-10-22 時点です。雛形の template.sh に実行属性は付いていません。
エージェントは最後まで走らせない
本文は、台本はブラウザを開き人の入力を待つので、エージェント自身は通しで走らせるな、と決めています。代わりに静的に辿り、1 段目で決めた値がすべて受け取られて決めた場所に入るか、set_secret の名前が CI の secrets.* と一字一句合うかを確かめます。
公開元の説明ページは、最初の実行が利用者のもので、その実行が試験になる、と書いています。
秘密の値をチャットに貼らない
台本が実行時に受け取る値は、隠した入力で受け取って .env か gh secret に直接書くので、エージェントの文脈には入りません。ただし説明ページは、範囲を決める会話の中で鍵を貼れば、ほかの貼った文章と同じく文脈に入る、と注意しています。
.env の扱い
雛形の write_env は、同じ名前の行を置き換えて書き足します。.env が無ければ、所有者だけが読める権限(0600)で作ります。
再実行すると、.env にある値を既定として示し、Enter でそのまま使えます。途中で止めて後から再開できるのはこの仕組みによります。
gh が無くても止まらない
gh が無いかログインしていないと、secret と variable の段は警告を出して飛ばされます。最後のまとめに「手でやること」として並ぶので、そこを見落とさないでください。
雛形の部品は直さない
STAGES の印より上は、どの台本でも同じであることに意味がある、と本文は書いています。手を入れるのは段の部分だけにします。
ライセンス
リポジトリのライセンスは MIT です。
インストール数の推移
日次で記録9月18日 〜 11月7日(50日分)
インストール数と 1 日あたりの増加は Skillselion が に集計した値です。上流の更新は数日おきなので、前日比ではありません。GitHub star と最終更新は に GitHub から取得しました。
併用すると強いスキル
ask-matt
同じ公開元のスキル群の地図。どれを使うか分からないときに呼ぶ振り分け役
git-guardrails-claude-code
Claude Code に、危ない git の命令(push、reset --hard、clean -f、branch -D、checkout .)を実行させないフックを入れさせる。命令の文字列を照らして止める簡単な仕組みで、抜け道は残る
setup-pre-commit
コミットのたびに整形・型の確認・試験を自動で走らせる設定を入れさせる。Husky と lint-staged と Prettier を入れ、最後にその設定自体をコミットして動くことを確かめる
よくある質問
エージェントが勝手に呼ぶことはありますか
あります。このスキルには手で呼び出す指定が無く、エージェントが人にしかできない手順に当たったところで自分から使えます。/wizard と打って呼ぶこともできます。どちらの場合も、台本を書く前に段の一覧を見せて確かめる手順は同じです。
台本はコミットしたほうがいいですか
既定では使い捨てで、作業が終われば消すものです。次に来た人が同じ準備をするなら、コミットして README から案内するよう本文は勧めています。そうすれば、毎回エージェントに説明し直さずに台本を走らせれば済みます。
すでにある値も聞き直されますか
.env にある値は既定として示されるので、Enter で残せます。一方で、外部サービスの側は確かめません。アカウントを作っただけで鍵を保存していないなら、台本はその管理画面へ案内します(公開元の説明ページ)。
Windows でも使えますか
台本は bash で動きます。URL を開く部品は WSL の wslview と explorer.exe も試すので、WSL からなら既定のブラウザが開きます。どれも見つからないときは、URL を表示して手で開くよう促します。
対応しているエージェントはどれですか
Claude Code と Codex です。公開元の README が両方への入れ方を案内し、このスキルにも Codex 向けの設定ファイル(agents/openai.yaml)が同梱されています(2026-10-22 確認)。