brainstorming
作る前に、本当に欲しいものとその理由を聞き出させる。作り方の案を選ばせ、設計書が承認されるまで何も作らせない
npx skills add obra/superpowers/brainstorming入れる前にこのスキルがすること・注意点・SKILL.md の原文を確かめてください。解析は安全性の判定ではありません。
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- 最終更新
- 2026/11/4
頼み方の例
そのままコピーして使えますbrainstormingを使って、この機能の設計を詰めてください。質問は 1 回に 1 つにしてください。私の欲しいものが分かったら、作り方の案を 2〜3 個、利点と引き換えにするものを添えて別のメッセージで出してください。私が選んだら作業の大きさ(小さな変更・案件)を言葉で示し、設計書を私が承認するまで実装には入らないでください。
対象のファイルや状況は、ご自身の作業に合わせて置き換えてください。
このスキルがすること
SKILL.md の記述から機械的に抽出- 実行可能なスクリプトが 4 件同梱されています(JavaScript、シェル)
これは安全性の判定ではありません。 SKILL.md にそう書かれているという事実だけを並べています。実際に問題があるかは使い方と文脈で決まるため、当サイトでは断定しません。導入前に SKILL.md の原文を確認してください。
SKILL.md の規模
この解説は再確認中です。 2026年11月7日に原本(SKILL.md)が更新されており、以下の解説が現在の内容と合っていない可能性があります。最新の内容は GitHub の SKILL.md を確認してください。
いつ使うか
何かを作る前です。説明文が強い言い方をしています。
創造的な作業の前には必ずこれを使わなければならない。機能を作る、部品を組む、機能を足す、挙動を変える、新しいことを計画する。
対象はソフトウェアに限りません。説明文は、講演、事業、改装も例に挙げています(2026-10-23 確認)。
前提は「作り手の思い込みは薄い」
本文の冒頭はこういう考え方です。エージェントは作るのが得意で、相手が欲しいと信じたものを作る。ただ、その信じ込みは感じているより薄いことが多い。
だから作る前に、相手が本当に欲しいものと、その理由を見つけます。理由が分かれば、相手が口にしない細かい判断を、相手がしたであろうように下せる、という立場です。
最初に「何が分かっているか」を自問する
返事をする前に、相手が欲しいものとその理由について、何が分かっているかを自分に問います。
大事なことが依頼に全部ある
「アイコンをコーンフラワーブルーに」のような、すぐ済む明確な作業。やって、何をしたかを言う
大事なことが欠けている
会話を始める
実装の前に、4 つを順に済ませる
すぐ済む作業でなければ、実装に入る前にこの順で進めます。
- 案を並べる作り方の案を、ほかに何も入れない 1 通で出し、相手に 1 つ選んでもらう
- 設計書を書く小さな変更なら短いもの、案件なら完全なもの
- 承認をもらうその設計書を相手が承認する
- 計画へ渡すwriting-plans を呼ぶ
相手がうなずいた試作と、質問を断られたあとに依頼どおりこなすことは、実装に数えません。
聞く前に、まず読む
既存のプロジェクトがあるとき、または仕様・計画・引き継ぎ・指されたファイル・それまでの会話のような文脈を渡されたときは、最初のメッセージより前に読み込みます。関係する部分が今どう動いていて、この変更が何に触れるかを説明できるまで読み続けます。プロジェクトや文脈がすでに答えていることは聞きません。
最初のメッセージは、依頼の具体さで 2 通り
欲しいものをすでに言っている
仕様・計画・詳しい依頼があるとき。全体で 200 語ほど。依頼を自分の言葉で言い直し(何を・誰のために・なぜ)、読んで分かった今の動きと変更が触れる所を添える。依頼を変えうる制約・衝突・安い道を見つけたらはっきり言う。訂正を促す 1 行のあと、作るものを一番変える未決の点を 1 つ聞く
まだ言っていない
依頼で一番決まっていないことを、相手の言葉で 1 つ聞く。何を変えるために聞くのかも言う
作り方の話はまだしません。本文は、仕様は不完全なことが多いので、その上に作る前に確かめよ、と書いています。
終わり方は、相手が brainstorming を求めたかどうかで変わります。名指しや呼び出し、設計の相談として求められたなら、質問で終えます。求められていなければ、質問のあとに「すぐ取りかかってほしければそう言ってください」のような軽い 1 行を添えます。
飛ばすと言われたら、スキルはそこで終わりです。プラットフォーム・言語・媒体のような作り方の大きな選択を 1 行で述べてから、通常の流れで依頼をこなします。
会話の決まり
- 各メッセージは質問 1 つで終える。答えの例の一覧をぶら下げない
- 平易な言葉で、相手より少しだけ上の水準で話す。相手の語彙に合わせ、手順の専門用語を使わない。このスキルの文面を相手に引用する必要はない
- まず相手に語ってもらう。選択肢を出すのは相手が行き詰まったときだけ
- 「適当に決めて」「どう思う?」と言われたら、具体的な案を出す
- 調べた結果を報告するときは、大事なものを先に出し、残りは申し出るにとどめる
作り方の選択を、誰が決めるか確かめる
どの案件も、媒体・道具・材料・資源の選択の上に立っています。アプリならプラットフォーム、プログラミング言語、ライブラリです。
どれを相手が自分で決めたく、どれを任せてくれるのか、何をすでに持っているのかを早めに確かめます。既存の作業があれば、それが使っているものの上に作ります。自分で決めたことは、設計に「自分の判断」として書きます。相手が同意したことにはしません。
押さえる範囲は 6 つ。ただし台本ではない
- 何かどんな種類のものか、何が特別か
- なぜ今なぜ今か、相手にとっての成功とは何か
- 目標目標・非目標・反目標(技術的には動いても失敗になるもの)
- 先行例よそで見て気に入ったもの、嫌ったもの
- 現状今あるもの、すでに試したこと
- 細部相手がこだわる細部
本文は「これを質問として読み上げるな」と書いています。聞く順番の台本ではなく、会話でカバーすべき範囲です。
質問は具体に、案は別のメッセージで並べる
質問は相手のプロジェクトと、相手が話したことに合わせます。鋭い同僚のように、前の答えや自分が見つけたことの上に次の質問を立て、相手が見落としていそうな帰結や場合を考えさせます。本文の例は「投票は会議の前に締め切られ、今月 2 人が入会した。途中で入った人に票はあるか」です。理由が明らかでなければ、何を知りたいのか、答えで何が変わるのかを言います。直せる提案に理由を添えるほうが、質問より効くことが多いとしています。
ある程度掴めたら、下調べを申し出ます。相手のコードベースやプロジェクトの奥、相手のファイルやデータ、ウェブを見に行く。何を探すかを言い、行くかどうかは相手が決めます。
欲しいものが分かったら、何かを書き上げる前に、作り方の案をほかに何も入れない 1 通で出します。本当の代替案をいくつか考え、弱いもの、相手の「なぜ」に逆らうもの、既存の作業が許さないものを落とします。残った 2〜3 個を、プロジェクトが実際にしていることに即して示し、それぞれが引き換えにするものを言います。1 つを理由とともに勧め、どれで行くかを聞きます。筋の通る道が本当に 1 つなら、そう言って、ほかが合わない理由を説明します。
案を並べるのは作り方についてだけです。何が欲しいかは、まず相手に語ってもらいます。
見せる、試作する
読むより見たほうが分かるときは、視覚的な相棒(ブラウザのタブ)を申し出ます。本文が挙げる場面は 5 つです。見るもの(画面・ページ・印刷物・看板)、配置(画面・部屋・予定)、流れや手順、見た目の違う選択肢、図や年表や地図のように見たほうが分かる構造。
試作(spike)も勧めています。「エージェントの作業は滝型だが、とても、とても速い」。使い捨ての試作が、欲しいものや実現性を知る一番安い方法であることが多い、という考えです。
試作はテストなしか最小限で、頑丈ではなく、計画・実装・見直しの流れを飛ばします。相手がただ試作したいだけなら、邪魔をしない。試作から学んだことは会話に持ち帰ります。
進めながら書き返す
一部分を説明できるほど理解したら、その部分を 200〜300 語で書き返し、次の部分の質問に戻ります。書き返しと質問を、会話の最後まで交互に続けます。
相手が言ったことだけを相手のものとして書き、自分が埋めたことは理由を添えた自分の提案として書きます。各まとまりの最後に、何が違うか、何が足りないかを聞きます。書き返す中身が画面や予定表のような「見るもの」で、まだ相棒を申し出ていなければ、先に申し出を送ってまとまりは次に回します。
作業の大きさは 2 つ。どちらも設計書を書く
相手の欲しいものが分かり、作り方の案を選んだら、大きさを平易に言います。相手は上書きできます。
| 大きさ | 設計書 |
|---|---|
| 小さな変更 | 短いもの。一緒に話したことを書き留める |
| 案件 | 完全な設計書(下) |
短くても完全でも、設計書には案の部を置きます。検討した 2〜3 の作り方、それぞれが引き換えにするもの、相手が選んだものとその理由です。選ぶのは会話の中で、設計書を書く前です。
依頼に大事なことが全部ある、すぐ済む明確な作業はこの表の外です。やって、何をしたかを言います。
途中で大きくなったら、止まって、そう言って、一段上げます。実は独立した複数の案件なら、そう言って順番を決め、1 つずつ進めます。
設計書と「作り手の確認」
設計書は、その分野の有能な作り手が、相手に聞き直さずに計画を立てられる平易な文書です。中身は 6 つ。意図と理由、目標・非目標・反目標、制約、案(上)、相手が決めた作り方(決めたとおりに)、作り手に任せる部分です。
小さな変更の短い設計書は、同じ項目を 1〜2 行ずつ書き、作り手の確認を通さずに相手へ渡します。
案件の設計書は、新しいサブエージェントに作り手として読ませます(2026-10-23 確認)。
- 予告する書き上げると伝えるときに、見直し役が先に読み、質問を持って 1 度戻るかもしれないと言う
- 作り手に読ませる同梱の
builder-check-prompt.mdで新しいサブエージェントを送る。確認が戻るまで文書を渡さない - 3 つに仕分ける答え済み(文書に答えを入れる)、小さい(自分で決めて「自分の判断」と記す)、相手のもの(相手しか答えられず、作るものが変わる)
- 相手に聞く「相手のもの」を重要な順に 1 通にまとめて聞く
- 渡す答えを文書に入れ、自分が下した判断の短い一覧を添えて渡す
この確認が生む質問は、この 1 回だけです。サブエージェントの道具が無ければ、自分がその作り手になって読みます。同梱の指示文は、作り手に「推測が外れると困る点」だけを重要な順に挙げさせ、無ければ「nothing important left」と返させます。
承認の関門
本文には <HARD-GATE> という札で囲まれた段落があります。
例外は 2 つです。質問を断られたらスキルは終わり、関門もなくなります。相手がうなずいた試作は作ってよいが、使い捨てのまま。その成果を残すのは新しい依頼で、関門を通り直します。
設計書が承認されたら、次は計画です。writing-plans を呼び、ほかのスキルは呼びません。
合理化の言葉を 6 個潰している
同じ公開元の他のスキルと同じ作りです。
| 思ったこと | 返し |
|---|---|
| 欲しそうなものの一覧を出そう | 選択肢は誘導する。まず語ってもらう |
| 妥当な既定値で埋めよう | 良い。声に出して言う。聞いていない既定値は断りようがない |
| 質問に答えたので設計書を書こう | 先に案を並べる。それだけの 1 通で |
| 先に手順を説明すべきだ | 質問をせよ。手順は自ずと見える |
| アイデアに「いいね」と言われた | 承認は見せたものだけ。書いていない設計書は承認されていない |
| 試作が動いたので続けて作ろう | 残すのは新しい依頼。関門を通り直す |
視覚的な相棒は、その場で申し出る
先回りして申し出ません。上の 5 つの場面が初めて出たときに、ほかに何も入れない別のメッセージで申し出ます。断られたら文章のまま続け、相手が言い出さない限り二度と申し出ません。
相棒は道具であってモードではない、とも書かれています。受け入れても、すべての質問がブラウザに行くわけではありません。画面の下書き・配置・図・並べた案はブラウザで、要件・範囲・利害・概念の選択は文章で。UI の話題の質問が、自動的に「見せる質問」になるわけではありません。
使わないほうがいいとき
すでに設計が決まっているなら飛ばせる
仕様から計画に落とすなら writing-plans が直接の担当です。大事なことが依頼に全部あるなら、このスキル自身も「やって、何をしたかを言う」だけで済ませます。
不具合の調査には向かない
そちらは systematic-debugging で、あちらは根本原因を突き止めるまで修正させません。
人が応答できない状況では進まない
承認の関門があり、会話は質問と書き返しを交互に重ねる作りです。無人で完走させる設計ではありません。
設計を絞り込みたいだけなら別物
grilling は決定の木を辿って質問を束ねます。このスキルは相手に語ってもらい、作り方の案は別の 1 通で選ばせる側です。
「とりあえず動かして」なら最初に断ればよい
brainstorming を求めていない依頼では、最初のメッセージに「すぐ取りかかってほしければそう言って」の 1 行が付きます。そう答えればスキルはそこで終わり、作り方の大きな選択を 1 行で述べてから作業に入ります。自分から brainstorming を求めた場合はこの 1 行は付かないので、自分から言い出してください。試作だけしたいときも、本文は邪魔をするなと書いています。
注意点
設計書をファイルに書き、コミットする
SKILL.md の解析では、外部通信・シェル実行・ファイル書き換えの記述は見つかっていません。同梱ファイルは 7 件です(2026-10-23 確認)。
ただし設計書は、ソフトウェアのリポジトリなら
docs/superpowers/specs/ に保存してコミットします。置き場所の決まりは、小さな変更の短い設計書と案件の設計書を分けていません。それ以外の場所では置き場所を聞きます(スキルを入れる前に確認すること)。
やり取りが増える
質問は 1 回に 1 つ、書き返しは 200〜300 語ずつ、作り方の案は別の 1 通、そのうえ案件の設計書には作り手の確認が入ります。時間が限られているなら、最初に「質問を飛ばして」と答えるか、小さな変更として扱うよう伝えてください。大きさは相手が上書きできます。小さな変更でも、短い設計書の承認は求められます。
大きさは途中で上がる
設計書の見直しにサブエージェントを使う
案件の設計書は、渡す前に新しいサブエージェントが作り手として読みます。その分の時間と利用量がかかり、確認が戻るまで文書は渡されません。
「視覚的な相棒」はブラウザのタブを開く
承認すると開く形ですが、何が開くかは先に確認してください。
同梱の手引き(visual-companion.md)によると、同梱のスクリプトで手元に小さなサーバーを立て、URL に付いた鍵がないと画面を読めない作りです。プロジェクトの場所を渡すと画面の下書きは .superpowers/brainstorm/ に残るので、.superpowers/ を .gitignore に足すよう利用者に促せ、とあります。
ライセンス
MIT。再配布や商用利用の前に公開元の表記を確認してください。
インストール数の推移
日次で記録9月18日 〜 11月7日(49日分)
インストール数と 1 日あたりの増加は Skillselion が に集計した値です。上流の更新は数日おきなので、前日比ではありません。GitHub star と最終更新は に GitHub から取得しました。
併用すると強いスキル
よくある質問
小さな変更でも承認が要りますか
要ります。関門は設計書の承認で、小さな変更なら短い設計書がその対象です。ただし、大事なことが依頼に全部あるすぐ済む作業は、やって、何をしたかを言うだけです。最初に質問を断った場合も、関門はなくなります。
質問を飛ばしてすぐ作らせることはできますか
できます。brainstorming を求めていない依頼なら、最初のメッセージに、すぐ取りかかってよいという 1 行が付きます。そう答えるとスキルはそこで終わります。プラットフォームや言語のような作り方の大きな選択を 1 行で述べてから、通常の流れで依頼をこなします。
作業の大きさはどう決まりますか
相手の欲しいものが分かり、作り方の案を選んだ段階で、エージェントが小さな変更か案件かを平易に言います。相手はその判断を上書きできます。依頼に大事なことが全部ある、すぐ済む明確な作業は、会話を始めずにそのままこなします。
途中で大きさが変わりますか
大きくなったら上がります。止まって、そう言って、一段上げる、と本文にあります。実は独立した複数の案件だったと分かれば、順番を決めて 1 つずつ進めます。
設計書はどこに保存されますか
ソフトウェアのリポジトリなら
docs/superpowers/specs/YYYY-MM-DD-<主題>-design.md に保存され、コミットされます。それ以外は置き場所を聞き、相手の好みがどちらにも優先します。
承認されたあとは writing-plans へ引き渡されます。
対応しているエージェントはどれですか
Claude Code と Codex です。公開元は群の入口(using-superpowers)に実行環境ごとの補足ファイルを置き、writing-skills では Claude Code・Codex・Copilot CLI・Gemini CLI の置き場所まで書き分けています。
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