この記事の内容(7 項目)
まず結論
star 数と「公式かどうか」の他に、SKILL.md のフォルダを見れば分かる印が 3 つあります。
| 印 | 何を意味するか | 収録 470 件のうち |
|---|---|---|
evals/evals.json の同梱 | 公開元が自分で動作確認の材料を持っている | 52 件(11%) |
agents/openai.yaml の同梱 | Codex での見え方や呼ばれ方まで設定している | 70 件(15%) |
frontmatter の allowed-tools | 使う道具を名指しで宣言している | 64 件(14%) |
- 3 つともどれも無い
- 296 件(63%)
- どれか 1 つでも持っている
- 107 件(23%)
- 印があるものの SKILL.md の量(中央値)
- 1.5 倍
3 つともどれも無いのが 296 件(63%)です。どれか 1 つでも持っているのは 107 件(23%)。
数値は 2026-09-20 時点の実測です。
印 1 — 評価の同梱
evals/evals.json は、依頼文と期待する出力の組を並べたファイルです。公開元が「この頼み方をしたらこう動く」を自分で確かめている、ということになります。
公開元ごとに全か無かに振れる
ただし、この印は公開元ごとに全か無かに振れます。
| 公開元 | 収録 | 評価の同梱 |
|---|---|---|
coreyhaines31/marketingskills | 43 件 | 43 件 |
clerk/skills | 5 件 | 4 件 |
samber/cc-skills-golang | 3 件 | 3 件 |
52 件のうち 43 件が 1 つの公開元です。「評価があるスキルを選ぶ」を基準にすると、実質 1 社を選ぶことになります。
スキル単位の判断材料としては弱いので、公開元を見るときの材料として使ってください。
印 2 — Codex 設定の同梱
agents/openai.yaml は、Codex 向けの任意の設定ファイルです。画面での見え方、依頼の文面から自動で呼ばせるかどうか、必要な道具の依存を書けます。無くても Codex はスキルを読めます。必須なのは SKILL.md だけです(OpenAI の Build skills、2026-10-09 確認)。Claude Code と Codex の両方で使うつもりなら、公開元が Codex での使われ方まで考えている合図になります。
| 公開元 | 収録 | Codex 設定 |
|---|---|---|
mattpocock/skills | 35 件 | 35 件 |
lllllllama/rigorpilot-skills | 11 件 | 11 件 |
remotion-dev/skills | 11 件 | 11 件 |
こちらも公開元ごとに揃っています。Codex を使っているなら、この 3 つの公開元は探す価値があります。
「Codex 対応」とは書かない
なお当サイトでは、この設定があることを「Codex 対応」ではなく「Codex 向け設定あり」と書いています。
公開元が対応を明記しているわけではなく、設定ファイルが入っているという事実だけなので。
印 3 — allowed-tools で使う道具を宣言する
frontmatter に allowed-tools: Bash, Read のように書くと、Claude Code では、そのスキルを呼んだ回のあいだ、名指しした道具を確認なしで使えるようになります。
道具を絞る設定ではありません。名指ししていない道具も使えて、そちらはいつもの許可の設定に従います。道具を外したいときは別の disallowed-tools を使います(Claude Code の Skills、2026-10-09 確認)。
書いてある 64 件(14%)は、公開元が「このスキルはこの道具を使う」を書き出しているということです。
読む側にとって実利がある
これは他の 2 つと性質が違います。読む側にとって実利があります。
- 何をするスキルなのかが、本文を読む前に分かる
- 確認なしで動く道具がどれかが、入れる前に分かる
無いスキルは、いつもの許可の設定で動く
allowed-tools が無いスキルでも、使える道具は変わりません。確認なしで動く道具が増えないだけです。それが問題になるかは使い方次第なので、当サイトでは安全性として断定しません。
ただ、書いてあるほうが「何が起きるか」を読みやすいのは確かです。逆に、Bash を丸ごと書いてあるものは、シェルの実行が確認なしで通ることになるので、中身を見てください。
印と中身の量には関係がありました
3 つのうちどれかを持っているスキルと、持っていないスキルで SKILL.md の量を比べました。
| 件数 | SKILL.md の中央値 | |
|---|---|---|
| 印がある | 107 件 | 11,478 文字 |
| どれも無い | 363 件 | 7,624 文字 |
1.5 倍の差があります。
印にならないもの
数えてみて、選ぶ基準として使えなかったものも書いておきます。
| 見たもの | 結果 | 使えない理由 |
|---|---|---|
| frontmatter の説明文 | 469 / 470 件 | ほぼ全件が持っている。差が付かない |
| ライセンスの明示 | 403 件(86%) | 同上。無いほうが例外 |
説明文は「あるか」ではなく「読んで分かるか」で見る必要があります。これは数えられないので、当サイトでは各スキルの解説で書いています。
選ぶときの順番
実測を踏まえると、この順で見るのが早いです。
- 公式ベンダーか
anthropics/vercel-labs/microsoftなど。出所がはっきりしている allowed-toolsがあるか何をするスキルなのかが読みやすい- Codex 設定があるかCodex を使うなら
- SKILL.md の量薄いものは読んでも分からない
- 評価の同梱公開元を見るときの材料として
star 数はスキル単位の判断に向かない
star 数は出所の目安になりますが、スキル単位の判断には向きません。 star はリポジトリに 1 つしかない値で、収録 470 件は 88 リポジトリに入っています。同じリポジトリのスキルは star が全部同じです。
各スキルの詳細ページには、ここで挙げた印をそのまま出しています。総合ランキングから見てください。
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