gws-drive
Google Drive のファイル・フォルダ・共有ドライブを、gws という CLI の命令で調べさせ、動かさせる。API の資源と命令の一覧を渡し、引数は gws schema で確かめてから組ませる
npx skills add googleworkspace/cli/gws-drive入れる前にこのスキルがすること・注意点・SKILL.md の原文を確かめてください。解析は安全性の判定ではありません。
- インストール
- 75,414
- 実用度
- 11
- GitHub star
- 32,142
- 最終更新
- 2026/11/3
頼み方の例
そのままコピーして使えますgws-driveスキルを使って、私の Drive で今月更新されたスプレッドシートを、ゴミ箱の中を除いて一覧にしてください。命令は先に --dry-run で見せてください。共有の設定の変更・ファイルの移動・削除はしないでください。
対象のファイルや状況は、ご自身の作業に合わせて置き換えてください。
このスキルがすること
SKILL.md の記述から機械的に抽出- シェルコマンドを実行する記述があります
これは安全性の判定ではありません。 SKILL.md にそう書かれているという事実だけを並べています。実際に問題があるかは使い方と文脈で決まるため、当サイトでは断定しません。導入前に SKILL.md の原文を確認してください。
SKILL.md の規模
コードブロックの言語: bash
いつ使うか
Google Drive の中身を、エージェントに命令で扱わせたいときに使います。ファイルを探す、メタデータを読む、書き出す、コメントや共有の設定を見る、といった作業です。
このスキルは、Google Workspace の CLI gws に付いてくる SKILL.md の 1 つです。本文は Drive API(v3)の資源と命令の一覧で、エージェントはそれを見て gws drive <資源> <命令> を組み立てます。
- 本文に並ぶ API の資源
- 14
- 資源の下に並ぶ命令
- 53
- 補助の命令(
+upload) - 1
- 同梱ファイル(2026-10-23 時点)
- 0 件
一覧は Google の API の定義から作られている
gws は、コマンドの一覧を手で持っていません。README によると、Google の Discovery Service を実行時に読んで、命令の全体を組み立てます。Drive に命令が増えれば、CLI の側も自動で追いつきます。
この SKILL.md も、CLI の gws generate-skills が同じ情報から書き出したものです。本文の命令の説明は、Drive API の説明文がほぼそのまま入っています。
主な資源
files作成・複製・取得・一覧・更新・書き出し・ダウンロードなど 11 の命令permissions共有の設定。作成・削除・取得・一覧・更新drives共有ドライブ。作成・取得・一覧・更新・隠す・戻すcomments/repliesファイルへのコメントと返信revisionsファイルの版。一覧・取得・更新・削除changes/channels変更の取得と、変更の通知の購読・停止
ほかに about(利用者と Drive の情報)、accessproposals(アクセスの申請)、approvals、apps、operations、teamdrives があります。teamdrives の 4 つの命令は廃止扱いで、drives を使うよう書かれています。
引数は推測させず、gws schema で確かめさせる
本文の締めは、API の命令を呼ぶ前に中身を確かめる手順です。gws drive --help で資源と命令を見て、gws schema drive.<資源>.<命令> で必須の引数・型・既定値を確かめます。
その結果から --params(URL と問い合わせの値)と --json(要求の本体)を組み立てる、という流れです。命令の名前だけ知っていて引数を当て推量する、という失敗を減らす作りです。
一覧に書かれている Drive の癖
命令の説明には、知らないとつまずく Drive の性質がいくつか入っています。
files listは、既定でゴミ箱の中のファイルも返す。除くにはtrashed=falseを問い合わせに入れるfiles exportで書き出せる中身は 10 MB までabout getとcommentsの多くの命令は、fieldsの指定が必須revisions listは、編集の多い文書・表・スライドでは古い版が抜けることがある
使わないほうがいいとき
- Drive にファイルを上げるだけ補助の命令
+upload専用の gws-drive-upload がある - メールを送るGmail は別のスキル。送るだけなら gws-gmail-send
gwsを入れられない環境本文はgwsの命令しか書いていない- Drive の画面で済む 1 回きりの操作認証の準備のほうが重い
ファイルの中身を手元で編集したいだけなら、このスキルは遠回りです。ダウンロードと書き出しまでは扱いますが、Word や Excel の中身を読み書きする手順は入っていません。
メールの送信は gws-gmail-send の担当です。同じ gws の部品なので、認証は共通で使えます。
注意点
削除の命令は一覧から外してある
原本のコード(generate_skills.rs)を検索した範囲では、この除外の一覧が使われているのはスキルの生成だけでした。エージェントに「削除の命令は無い」と思い込ませる仕組みではありません。削除をさせたくないなら、プロンプトではっきり禁じてください。
一覧に残っている命令にも、取り消しにくいものがあります。revisions delete は、画像や動画など中身がバイナリのファイルの版を完全に消します(文書・表・スライドの版と、最後に残った版は消せません)。
共有の設定は同時に変えると最後の 1 件だけ残る
permissions の作成・削除・更新には、同じファイルへの同時の操作に対応しておらず、最後の更新だけが反映される、という警告が付いています。
エージェントに複数の人への共有を並べて付けさせると、一部が消える形で終わるおそれがあります。共有の付け外しは 1 件ずつ、結果を確かめながら進めさせてください。共有はファイルを外の人に見せる操作なので、宛先も先に人が確かめるのが安全です。
書き込みの前に人の確認を取る決まりは、別のファイルにある
本文の冒頭は、認証・共通の旗・安全の決まりを ../gws-shared/SKILL.md で読め、と指示しています。安全の決まりは、秘密の値を出さない、書き込みと削除の前に必ず利用者に確かめる、壊す操作には --dry-run を使う、の 3 つが中心です。
このスキルだけを入れると、gws-shared は手元にありません。本文は、無ければ gws generate-skills で作れと書いています。この命令は既定で skills/ にスキル一式を書き出すので、作業中のリポジトリの中で走らせないよう気を付けてください。
OAuth の範囲
README によると、検証を受けていない OAuth のアプリ(テストの状態)では、同意できる範囲が約 25 個に制限されます。recommended の組は 85 個を超えるので通らず、gws auth login -s drive,gmail,sheets のように使うサービスを絞れ、とあります。
コード(auth_commands.rs)の既定の範囲は、drive・gmail.modify・tasks など 7 つです。読むだけの用途なら、gws auth login --readonly で drive.readonly などの読み取りの組を選べます。調べものだけをさせるなら、こちらで始めるのが筋です。
書かれている外部通信とコマンド
SKILL.md に書かれているのは gws の命令の実行で、どれも Google の API と通信します。--page-all は結果を自動でページ送りし、既定で最大 10 ページ、ページの間に 100 ミリ秒の間を置きます。
API の応答は --sanitize で Google Cloud の Model Armor に通して、埋め込まれた指示(プロンプトインジェクション)を検査できます。Drive のファイル名やコメントは他人が書いたものも含むので、検討の価値があります。
開発中で、Google の公式の製品ではない
README は、開発の途中で v1.0 に向けて互換性の無い変更があり得る、と明記しています。末尾には、Google が公式に支える製品ではない、という断り書きがあります。本文の版は 0.22.5 です(2026-10-23 時点)。ライセンスは Apache-2.0 です。
インストール数の推移
日次で記録9月18日 〜 11月7日(49日分)
インストール数と 1 日あたりの増加は Skillselion が に集計した値です。上流の更新は数日おきなので、前日比ではありません。GitHub star と最終更新は に GitHub から取得しました。
併用すると強いスキル
gws-gmail-send
Gmail からメールを 1 通送らせる。gws の補助の命令 +send で、宛先・件名・本文・添付を旗で渡し、MIME の組み立ては CLI に任せる。送る前に下書きや --dry-run で中身を確かめられる
gws-shared
gws の各スキルが「先に読め」と指す共通の資料を、エージェントの手元に置かせる。認証・全体の旗・命令の組み立て方・書き込みの前の確認の決まりを 1 枚にまとめたもので、単独では何も操作しない
gws-sheets-append
Google スプレッドシートの末尾に行を足させる。gws の補助の命令 +append で、1 行ならカンマ区切り、複数行なら JSON の配列で値を渡す。値は画面で打ち込んだのと同じに解釈されるので、式や日付の扱いに気を付ける
よくある質問
このスキルだけ入れれば Drive を操作できますか
できません。gws の実行ファイルと、OAuth の資格情報が別に要ります。README の手順では、gcloud がある環境なら gws auth setup でプロジェクトの作成から済ませ、無ければ Google Cloud Console で OAuth のクライアントを作って gws auth login を流します。認証と安全の決まりを書いた gws-shared も、一緒に入れておくのが前提です。
ファイルを消させないようにできますか
スキルの文面からは削除の命令が外してありますが、CLI の命令としては残っています。プロンプトで削除を禁じるのに加えて、読むだけの作業なら gws auth login --readonly の読み取りの範囲で認証しておくと、書き込みの要求そのものが通りません。
ゴミ箱のファイルが一覧に混ざります
Drive API の files list は、既定でゴミ箱の中も返します。本文にもそう書かれていて、trashed=false の問い合わせで除くよう案内しています。引数の正確な形は gws schema drive.files.list で確かめさせてください。
結果を表の形で見られますか
共通の旗 --format で、既定の JSON のほかに table・yaml・csv を選べます。エージェントに処理させるなら JSON のまま、人が目で確かめるなら table が向いています。