entra-app-registration
Entra ID のアプリ登録と OAuth の設定を、参照資料 16 件に分けて案内する
npx skills add microsoft/azure-skills/entra-app-registration入れる前にこのスキルがすること・注意点・SKILL.md の原文を確かめてください。解析は安全性の判定ではありません。
- インストール
- 572,435
- 実用度
- 91
- GitHub star
- 1,623
- 最終更新
- 2026/11/7
頼み方の例
そのままコピーして使えますentra-app-registrationを使って、バックグラウンドサービス用のアプリ登録の手順を出してください。IaC で管理したいので Bicep の方法を優先してください。クライアントシークレットは作らず、フェデレーション資格情報か証明書の選択肢で比較してください。
対象のファイルや状況は、ご自身の作業に合わせて置き換えてください。
このスキルがすること
SKILL.md の記述から機械的に抽出- シェルコマンドを実行する記述があります
これは安全性の判定ではありません。 SKILL.md にそう書かれているという事実だけを並べています。実際に問題があるかは使い方と文脈で決まるため、当サイトでは断定しません。導入前に SKILL.md の原文を確認してください。
SKILL.md の規模
いつ使うか
Entra ID(旧 Azure AD)のアプリ登録を、手順を外さずに進めたいときです。
用語が多くて迷う作業
アプリ登録は用語が多くて迷う作業です。クライアント ID、テナント ID、リダイレクト URI、API のアクセス許可、サービスプリンシパル。どれがどれを指すのか分からないままポータルの画面を触ることになります。
最初に用語の対応表を出す
このスキルは最初に用語の対応表を出します。
- アプリ登録アプリが Microsoft の ID 基盤を使うための設定
- アプリケーション(クライアント)IDそのアプリの識別子
- テナント IDディレクトリの識別子
- クライアントシークレットアプリのパスワード(機密クライアントのみ)
- リダイレクト URI認証の応答が返る URL
- API のアクセス許可アプリが要求するスコープ
- サービスプリンシパル登録時にテナント側に作られる ID
ここが揃っているだけで、ポータルの画面が読めるようになります。
アプリの種類を先に決めさせる
手順に入る前に、4 種類のどれかを決めます。
- Web アプリケーションサーバー側のアプリ、API
- シングルページアプリ(SPA)React / Angular などの JavaScript
- モバイル・ネイティブデスクトップ、モバイル
- デーモン・サービスバックグラウンドの処理、API
種類で後続の設定が全部変わります。リダイレクト URI が必要か、どの OAuth のフローを使うか、シークレットが必要かがここで決まります。
サービス(デーモン)ならリダイレクト URI は不要、モバイルは http://localhost かカスタム URI スキーム、と明示されています。
IaC を勧める判断が具体的
手順の途中に、どの方法を選ぶべきかの判断が書かれています。
すでに IaC を使っている、アプリ登録を多数管理する必要がある、設定変更の細かい監査履歴が必要 — いずれかなら、IaC でアプリ登録を管理することを強く推奨する。
条件を 3 つ挙げてから勧めているのが良いところです。「ポータルでどうぞ」で終わらせず、Bicep の例を別ファイルで用意しています。
シークレットより証明書を勧める
資格情報の段階で、3 つの選択肢を並べています。
クライアントシークレット
値は1 回しか表示されない。すぐコピーして Key Vault へ
証明書
本番環境では証明書を使う(推奨)
フェデレーション資格情報
機密クライアントを動的に認証させる
さらに末尾の「セキュリティの推奨」で、Azure 上で動くアプリならマネージド ID を使ってシークレットそのものを避ける、と書いています。
順序が正しいです。シークレットの作り方を教えてから、「そもそも作らない方法がある」に着地しています。
参照資料を 16 件に分けている
本文は 8,223 バイト(2026-10-05 確認)で、収録 470 件の中央値(7,922 バイト)とほぼ同じです。中身を薄くしたのではなく、分けています。下に並べたのは主なものです。references/sdk/ の 8 件は 1 行にまとめ、references/auth-best-practices.md は省いています。
references/cli-commands.mdAzure CLI のコマンド一覧references/BICEP-EXAMPLE.bicepIaC の例references/oauth-flows.mdOAuth 2.0 の各フローreferences/api-permissions.mdアクセス許可の考え方references/console-app-example.md実装例references/first-app-registration.md初回の手引きreferences/troubleshooting.mdよくある詰まりreferences/sdk/*.md言語ごとの SDK(Azure Identity の 5 言語、Key Vault の 2 件、Auth Events の 1 件)
必要になったものだけ読ませる作りです。
Rust の SDK を知りたい人だけが azure-identity-rust.md を読みます。
この分け方が効く理由は スキルを入れすぎて重くなる仕組みにまとめています。当サイトの収録では 470 件のうち 200 件が同じ方式を採っていて、このスキルはその中でも整理が行き届いているほうです。
description に「使わない場面」が書いてある
frontmatter の description がこうなっています。
USE FOR: アプリ登録の作成、Azure AD アプリの登録、OAuth の設定、認証の設定、API のアクセス許可の追加、サービスプリンシパルの生成、MSAL の例、コンソールアプリの認証、Entra ID の設定、Azure AD 認証。DO NOT USE FOR: Key Vault のシークレット(
azure-keyvault-expiration-auditを使う)、Azure リソースの一般的なセキュリティ指針。
使わない場面を名指ししています。同じ公開元が 28 件のスキルを並べているので、どれが呼ばれるかを安定させる必要があります。書き方の型はSKILL.md の書き方にまとめています。
組で入れないと止まるものがある
この公開元には組で入れないと止まるものがあります。全体の役割分担は microsoft/azure-skills の地図にまとめています。
使わないほうがいいとき
Entra ID を使っていないなら関係ない
他の ID 基盤(Auth0、Firebase Authentication、自前の認証)には使えません。自前で持つ側の考え方は better-auth-best-practices の側です。
Key Vault のシークレット管理は対象外
本文が明記しています。description は azure-keyvault-expiration-audit を使えと書いていますが、今のリポジトリでは独立したスキルではなく、azure-compliance の中の参照資料の名前です(2026-10-09 確認)。
既存の設定の監査には向かない
このスキルは新しく登録して設定する手順です。「いま入っているアクセス許可が過剰でないか」を見る作業ではありません。
テナントの権限が無いと途中で止まる
アプリ登録には権限が必要で、組織のテナントでは制限されていることがあります。手順を出させてから、実行は権限のある人に回す使い方が現実的です。
Azure 全体の準備をしたいなら別物
そちらは azure-prepare の側で、あちらは 165 件の参照資料を持つ大きいスキルです。
注意点
解析で見つかった記述
SKILL.md の解析では、シェルコマンドの実行の記述が見つかっています。外部通信とファイル操作の記述は見つかっていません。同梱ファイルは 16 件で、実行可能なスクリプトは含まれていません(参照資料と Bicep のテンプレート)。
テナントに対して書き込むコマンドが並ぶ
見つかったのは az コマンドです。az ad app create az ad app credential reset az ad sp create など、テナントに対して書き込むコマンドが並んでいます。解析結果は「そう書かれている」ことの列挙で、挙動の保証ではありません(スキルを入れる前に確認すること)。
シークレットの値がエージェントの出力に残る
クライアントシークレットの値は 1 回しか表示されません。本文もそう書いています。エージェントの出力に残ることになるので、会話のログをどこに置くかを先に決めてください。
Key Vault に入れる手順まで書かれていますが、そこへ至る経路に値が通ります。
アクセス許可は最小限にする
本文の例に User.ReadWrite.All や Directory.Read.All が並んでいます。説明のために並べてあるだけで、必要だという意味ではありません。本文の「セキュリティの推奨」にも「必要な API のアクセス許可だけを要求する」とあります。
参照資料の内容は当サイトでは検証していない
16 件のファイルは名前と件数を出していますが、中身の正しさは原本の担当です。Microsoft の公開元(license: MIT、metadata.author: Microsoft)ですが、当サイトが内容を保証するものではありません。
インストール数の推移
日次で記録9月18日 〜 11月7日(50日分)
インストール数と 1 日あたりの増加は Skillselion が に集計した値です。上流の更新は数日おきなので、前日比ではありません。GitHub star と最終更新は に GitHub から取得しました。
併用すると強いスキル
よくある質問
最初にどの参照資料を読ませればいいですか
初めてなら references/first-app-registration.md です。本文が「初回のアプリ登録を段階的に案内する」用途で名指ししています。
用途が決まっているなら、そこだけ読ませてください。
- CLI で進めたい →
references/cli-commands.md - IaC で管理したい →
references/BICEP-EXAMPLE.bicep - コードに組み込みたい →
references/console-app-example.md - 詰まった →
references/troubleshooting.md
シークレットと証明書のどちらを選べばいいですか
本文は本番環境では証明書を勧めています。さらにAzure 上で動くアプリならマネージド IDで、シークレットそのものを持たない形を勧めています。
シークレットは期限が切れるので、回転の仕組みを先に決めないと本番で止まります。本文の「セキュリティの推奨」にも「期限を設定し、回転を自動化する」とあります。
エージェントにアプリ登録まで実行させてよいですか
手順を出させて、実行は分けたほうが安全です。az ad app create はテナントに実体を作ります。消し忘れたアプリ登録が残るのは、後から棚卸しの手間になります。
検証用のテナントがあるならそこで試してください。
MSAL はどの言語で使えますか
本文が挙げているのは 3 つです。
- .NET / C# …
Microsoft.Identity.Client - JavaScript / TypeScript …
@azure/msal-browser、@azure/msal-node - Python …
msal
references/sdk/ には Java と Rust の Azure Identity もあります。
対応しているエージェントはどれですか
Claude Code と Codex です。公開元の README が Claude Code と Codex CLI それぞれへの入れ方を節に分けて案内しています(2026-10-09 確認)。当サイトは公開元が明記しているものだけを「対応」として表示する方針なので、このスキルのページには両方が対応として出ます(指標の意味と限界)。