この記事の内容(8 項目)
まず結論
- 収録しているスキル(全件に日本語の解説あり)
- 5 件
- Obsidian を開かずにファイルを書けるスキル
- 3 件
- 5 件の SKILL.md の合計(2026-10-22 時点)
- 約 30KB
- 互いに名指しで呼び合う組(収録 5 件の中で)
- 0 件
先に「どう組むか」を決めると、入れるものが決まります。 Claude Code や Codex に Obsidian を扱わせる方法は、大きく 2 つです。
保管庫のファイルを直接書かせる
エージェントを保管庫のフォルダで動かし、.md・.base・.canvas を書かせる。Obsidian は閉じていてよい
向いている: ノートを書く・整える・図にする
動いている Obsidian を操作させる
Obsidian の CLI(obsidian コマンド)で、検索・バックリンク・デイリーノート・タスクを扱わせる
向いている: 保管庫を探す・プラグインやテーマを作る
どちらの場合も、記法の 3 件は入れておくと書き間違いが減ります。Web の記事をノートに取り込みたいなら、defuddle を足します。
5 件の役割
- obsidian-markdownウィキリンク・埋め込み・コールアウト・属性など、Obsidian 独自の記法
- obsidian-basesノートを表やカードで引ける
.baseファイル(中身は YAML) - json-canvasキャンバスの
.canvasファイル(付箋・ファイル・線の JSON) - obsidian-cli動いている Obsidian を
obsidianコマンドで操作する - defuddleWeb のページから本文だけを Markdown で取り出す
それぞれの解説は obsidian-markdown、obsidian-bases、json-canvas、obsidian-cli、defuddle にあります。
呼び合いは無い。1 件ずつ入れても欠けない
収録 5 件の SKILL.md は、どれも他のスキルを名指ししていません。必要なものだけ 1 件ずつ入れても欠けません。 superpowers のように、入口のスキルが他を呼ぶ作りではありません(superpowers の地図)。
組み方 1: 保管庫のファイルを直接書かせる
Obsidian のノートは、ただのファイル
Obsidian の保管庫(vault)は、Markdown のファイルが入ったフォルダです。エージェントを保管庫のフォルダで動かせば、ノートを読んだり書いたりできます。このとき Obsidian 本体が開いている必要はありません。
記法の 3 件が教えること
ふつうの Markdown しか知らないエージェントは、Obsidian 独自の書き方を外しがちです。3 件は、それぞれの形式の書き方を教えます。
| スキル | 扱うファイル | 同梱の資料(2026-10-22 時点) |
|---|---|---|
| obsidian-markdown | .md(ウィキリンク・埋め込み・コールアウト・属性) | 3 件(属性・埋め込み・コールアウト) |
| obsidian-bases | .base(表・カードの表示、絞り込み、式、集計) | 1 件(関数の一覧) |
| json-canvas | .canvas(節点・線・グループ) | 1 件(例) |
.base と .canvas は、書いたものが正しく表示されるかを Obsidian 本体で確かめる必要があります。エージェントが書き終えたら、Obsidian で開いて見てください。
組み方 2: 動いている Obsidian を操作させる
obsidian-cli は Obsidian の CLI を使う
obsidian-cli は、Obsidian の公式の CLI(obsidian コマンド)の使い方を教えます。ファイルを直接書くのと違い、Obsidian の検索・バックリンク・デイリーノート・タスク・タグの集計を、アプリの機能として呼べます。
- 読む・書く
read・create・appendでノートを扱う。file=はウィキリンクと同じ名前で、path=は保管庫の根からの経路で指す - 探す
search・backlinks・tagsで保管庫を引く - 日々の記録
daily:read・daily:append・tasksでデイリーノートとタスクを扱う - 属性
property:setでノートの属性を書き換える
Obsidian が動いていることが前提
SKILL.md は「Obsidian が開いていること」を前提にしています。Obsidian の公式の案内では、CLI は設定の「一般」から有効にし、動いていなければ最初のコマンドで Obsidian が起動します。Windows では、有効にしたあと端末を開き直す必要があります。
プラグインやテーマを作る人向けの機能
obsidian-cli には、プラグインの再読み込み・エラーの確認・画面の撮影・DOM の確認まで回す手順があります。アプリの中で JavaScript を実行する eval もあります。アプリの中で任意のコードを動かせるので、何を実行させるかは自分で確かめてください。
Web から取り込む: defuddle
defuddle は、Web のページからナビゲーションや広告を落とし、本文だけを Markdown にして取り出させます。SKILL.md は、ふつうの Web のページなら WebFetch より Defuddle を先に使うよう指示しています。読み込む量が減るためです。
SKILL.md は 831 バイトの早見表で、同梱の資料はありません(2026-10-22 時点)。前提は Node.js の npm で、入っていなければ npm install -g defuddle で入れるよう書かれています。ページを取りに行くので、外への通信が起きます。
原本には 6 件目の knap がある
原本のリポジトリには、収録 5 件のほかに knap があります。JSON や CSV のデータを雛形に流し込んで Markdown を作るスキルで、defuddle の出力をノートの形に整える使い方が書かれています。当サイトには、まだ収録されていません(上流の一覧に載れば取り込まれます)。
入れ方は 5 通り
README には次の入れ方が載っています。プラグインのマーケットプレイスと npx skills は、Claude Code で使う形です。
| 入れ方 | 手順 | 入るもの |
|---|---|---|
| マーケットプレイス(Claude Code) | /plugin marketplace add kepano/obsidian-skills → /plugin install obsidian@obsidian-skills | プラグイン obsidian として全件 |
npx skills | npx skills add https://github.com/kepano/obsidian-skills(ssh の形も可) | 選んだもの |
| 手で置く(Claude Code) | リポジトリの中身を、保管庫の根の .claude フォルダに入れる | 全件 |
| 手で置く(Codex) | skills/ を Codex の skills の経路(ふつうは ~/.codex/skills)に写す | 全件 |
| 手で置く(OpenCode) | リポジトリ全体を ~/.opencode/skills/obsidian-skills に clone する。中の skills/ だけを写さない | 全件 |
1 件ずつ入れるなら、各解説の導入コマンド(例: npx skills add kepano/obsidian-skills/obsidian-markdown)を使います。
保管庫の中に置くと、その保管庫だけで効く
保管庫の根の .claude に置くと、そのフォルダで Claude Code を起動したときに使えます。ほかのプロジェクトには影響しません。複数の保管庫で使うなら、npx skills かマーケットプレイスで入れるほうが手間がかかりません。
プラグインの説明は 3 形式だけに触れている
プラグイン obsidian の説明文は、Markdown・Bases・Canvas の 3 つにしか触れていません。入るのはリポジトリの全件ですが、obsidian-cli と defuddle が働くのは、それぞれの説明に当てはまる依頼のときです。
重さ
- obsidian-bases(いちばん重い)
- 13.0KB
- json-canvas
- 7.6KB
- obsidian-markdown
- 5.4KB
- obsidian-cli
- 3.2KB
defuddle は 0.8KB で、5 件の合計は約 30KB です(2026-10-22 時点。SKILL.md の大きさ)。本文が読み込まれるのは呼ばれたときで、普段は説明文だけが文脈に入ります。入れる数と文脈の関係は スキルを入れすぎて重くなる仕組み にまとめています。
よくある質問
Obsidian のプラグインを入れる必要はありますか
ありません。記法の 3 件と defuddle は、エージェントが保管庫のファイルを書くだけなので、Obsidian 側の追加のプラグインは要りません。obsidian-cli は Obsidian 本体の CLI を使うので、Obsidian の設定で CLI を有効にします。
Obsidian を開いたまま、エージェントにノートを書かせて大丈夫ですか
記法の 3 件は保管庫のファイルを書くだけなので、Obsidian が開いていても閉じていても使えます。ただし、自分が編集しているノートを同時に書き換えさせるのは避けてください。任せる前に、保管庫を git などで元に戻せるようにしておくと確実です。
Codex でも使えますか
README は Claude Code・Codex・OpenCode で使えると書いています。Codex では skills/ を ~/.codex/skills に写すか、npx skills で入れます。プラグインのマーケットプレイスは Claude Code の仕組みです。
全部入れたほうがいいですか
使う形式だけで足ります。5 件は互いに呼び合わないので、Markdown のノートしか書かないなら obsidian-markdown だけでも働きます。Bases やキャンバスを使うときに足してください。
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