この記事の内容(9 項目)
まず結論
- 収録しているスキル(全件に日本語の解説あり)
- 14 件
- executing-plans が名指しで呼ぶスキル
- 8 件
- 単体で入れても欠けないスキル
- 7 件
- いちばん重い SKILL.md
- 19.5KB
同じスキル群でも、入れ方で動きが変わります。先にどちらで入れるかを決めてください。
プラグインで入れる
会話を始めるたびに using-superpowers の本文が自動で読み込まれ、作業の前に必ずスキルを確かめる動きになる
向いている: 開発の進め方ごと任せたい
1 件ずつ入れる(npx skills add)
自動の読み込みは起きない。入れたスキルが説明文で呼ばれるのを待つだけ
向いている: 気に入った型を 1 つ 2 つ借りたい
数値は 2026-10-23 時点の実測です(原本の版は 7.0.1)。インストール数は上流の 2026-09-07 時点の集計です。
プラグインで入れたときだけ起きること
会話の始めに、規範が毎回差し込まれる
原本には、会話の開始時に動くフック(SessionStart)が入っています。動くのは次の 3 つの場面です。
- 会話を始めたときstartup
/clearしたときclear/compactしたときcompact
そのたびに、using-superpowers の本文をまるごと会話に差し込みます。
差し込まれる本文は「当てはまる可能性が 1% でもあれば、スキルを必ず呼べ」という強い規範です。これが毎回入るので、エージェントは確認の質問やコードを読む前に、まずスキルを探すようになります。
1 件ずつ入れると、これが起きない
1 件ずつ入れた場合、このフックは入りません。using-superpowers を単体で入れても、呼ばれたときに読まれるだけで、毎回の差し込みにはなりません。
入れ方
Claude Code では公式のプラグインの一覧から入れられます。
/plugin install superpowers@claude-plugins-official
Codex でも公式のプラグインの一覧(/plugins)から入れられます。ただし Codex 用のプラグインの定義はフックが空で、会話の始めの差し込みはありません(2026-10-05 確認)。
流れは 7 段
原本の README が示す基本の流れです。それぞれに日本語の解説があります(押すと開きます)。
- brainstorming質問で欲しいものと理由を聞き出し、作り方の案を選ばせて、設計書の承認を取る
- using-git-worktrees設計が通ったら別の作業場所を切る
- writing-plans2〜5 分で終わる単位に分けた計画を書く
- executing-plans計画を実行する(下の 2 択)
- test-driven-development実装中はテストを先に書かせる
- requesting-code-review課題の区切りごとにレビューを頼む
- finishing-a-development-branchテストを確かめ、取り込むか捨てるかを選ばせる
4 段目は 2 つから選ぶ
subagent-driven-development
課題ごとに新しいサブエージェントを立て、1 件ずつレビューする。丁寧だが重い
向いている: 長い計画を確実に進めたい
executing-plans
今の会話の中で全部を実装し、最後にまとめて 1 回レビューする。安い
向いている: 短い計画をさっと終わらせたい
解説は subagent-driven-development と executing-plans にあります。
呼び合いを数えた
本文の中で superpowers:スキル名 の形で別のスキルを名指ししている数です。
| 呼ぶ側 | 名指しする先 |
|---|---|
| executing-plans | 8 件(計画・テスト・デバッグ・レビュー・作業場所・完了まで) |
| writing-plans | 3 件(実行の 2 通りと作業場所) |
| subagent-driven-development | 2 件(作業場所・完了) |
| systematic-debugging | 2 件(テスト・完了前の確認) |
| writing-skills | 1 件(テスト) |
| using-superpowers | 2 件(brainstorming・systematic-debugging) |
| brainstorming | 1 件(設計書が承認されたら writing-plans) |
brainstorming は、設計書が承認されたら superpowers:writing-plans へ渡すと書いています。小さな変更でも短い設計書を書いて承認を取ります(2026-10-23 確認)。
subagent-driven-development の最後の見直しで使う requesting-code-review は、SKILL.md ではなく同梱の手引き(references/final-review.md)が名指ししているので、表の数には入れていません。
単体で使える 7 件
逆に、別のスキルを 1 件も名指ししないのが次の 7 件です。単体で入れても欠けるものがありません。
- test-driven-developmentテストが落ちるのを見るまで実装させない
- verification-before-completion「終わった」と言う前に、確認の命令を実際に走らせる
- receiving-code-review受けた指摘を鵜呑みにせず、確かめてから直す
- requesting-code-review区切りごとにレビューを頼む
- dispatching-parallel-agents独立した課題を別々のエージェントに同時に配る
- using-git-worktrees作業ごとに別の作業場所を切る
- finishing-a-development-branch取り込むか捨てるかを選ばせて片付ける
重さ
SKILL.md の大きさと、SKILL.md のほかに同梱されているファイルの数です。呼ばれると SKILL.md が丸ごと読み込まれます。一部のスキルは手順を references/ に分け、その段に来たときに読みます。
| スキル | SKILL.md | 同梱 |
|---|---|---|
| subagent-driven-development | 19.5KB | 13 件 |
| executing-plans | 18.1KB | 2 件 |
| writing-skills | 16.7KB | 9 件 |
| 残りの 11 件 | 3.0〜13.6KB | 0〜10 件 |
入れすぎたときの影響は文脈の予算にまとめています。
入れる前に知っておくこと
brainstorming は手元でブラウザを開くことがある
言葉より図のほうが分かりやすい質問が出たときだけ、「画面で見せましょうか」と別の発言で尋ねます。承諾すると手元で小さなサーバーを起こしてブラウザを開きます。断れば文字だけで続きます。
その画面に出る公開元のロゴは、公開元のサイトから読み込まれ、使っている版の番号が一緒に送られます。プロジェクトや依頼の中身は送られないと README に書かれています。
Codex でサブエージェントを使う 2 件は設定が要る
subagent-driven-development と
dispatching-parallel-agents は、~/.codex/config.toml で multi_agent = true を有効にしないと複数のエージェントを立てられません。
原本には 15 件目がある
diagnosing-superpowers は、会話の記録を読んで「superpowers がなぜ思いどおりに動かなかったか」を根拠つきで報告するスキルです。当サイトはまだ収録していません。上流のランキングに載ったら収録されます。
インストール数の読み方
- 14 件のインストール数(上流の 2026-09-07 時点)
- 18 万〜35 万件
- 最多の brainstorming
- 35 万件
- ほかの 13 件
- 18 万〜25 万件
ばらつきが小さいのは、多くの人がプラグインや一括でまとめて入れているためと考えられます。1 件ずつの数字を「そのスキルの人気」と読むのは避けてください。読み方はインストール数の読み方にあります。
mattpocock/skills とどちらを選ぶか
どちらも「開発の進め方」を任せるスキル群です。違いは前提の重さです。
| obra/superpowers | mattpocock/skills | |
|---|---|---|
| 外部の前提 | 無い。文章とファイルで完結する | 課題管理の設定と初期設定のスキルを前提にする |
| 入口 | プラグインのフックが自動で差し込む | 振り分け役のスキルを呼ぶ |
| 向いている使い方 | 1 人で、会話の中で回す | チームの課題管理と合わせて回す |
分類全体での位置づけは進め方を任せるスキルの地図にあります。
よくある質問
全部入れたほうがいいですか
プラグインで入れるなら全部入ります。それが前提の作りです。1 件ずつ入れるなら、上の「単体で使える 7 件」から始めて、executing-plans や writing-plans を入れるときに名指しされる先も揃えてください。
using-superpowers だけ入れても意味はありますか
ほとんどありません。using-superpowers は「スキルを必ず呼べ」という規範だけのスキルで、呼ぶ先が無ければ空回りします。プラグインで入れたときに初めて意味を持ちます。
勝手に動きすぎると感じたら
using-superpowers 自身に「利用者の指示(CLAUDE.md・AGENTS.md や直接の依頼)がスキルより優先する」と書かれています。CLAUDE.md に「この種類の作業ではスキルを呼ばなくてよい」と書けば、そちらが勝ちます。それでも重いなら、プラグインを外して必要な 1〜2 件だけを入れ直してください。
Codex でも同じように使えますか
スキルの本文は同じものが使えます。using-superpowers には Codex 向けの道具の対応表も同梱されています。ただし上に書いたとおり、Codex では会話の始めの自動の差し込みが無く、サブエージェントを使う 2 件には multi_agent = true の設定が要ります。
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「進め方・段取り」の分類は 52 件ありますが、上位 20 件のうち 10 件が Feishu(飞书)の CLI で、説明文が中国語です。それを外すと残るのは mattpocock の 18 件、obra の 5 件、caveman の 3 件という 3 つの流派でした。
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スキルを入れすぎて重くなる仕組み|470 件を実測した文脈の予算
スキルは入れた数だけ常に文脈を消費します。説明文は常時載り、本文は発動した瞬間に丸ごと載る。収録 470 件を実測すると、説明文の中央値は 373 文字、本文の中央値は 7,922 バイト、最大は 235,809 バイトでした。